近年では、AV女優さんをテレビで見かける機会が増えてくるようになりましたよね。
AV女優のユニットが誕生したり、ファッションブランドを立ち上げる元女優さんや、アパレル・美容に携わる現役女優さんたちも増えてきました。
一見すると、華やかで何より高収入を稼げる職業ですから、病んでしまうようなことはないんじゃないかと感じることも。
ですが、実際はどうなのでしょうか。
- AV女優が病むことはある？
- AV女優が病んでしまう原因は？
- メンタルを保ち続けるにはどうすればいい？
目次
AV女優が病むことはある？
有名女優さんたちの活躍を見ると、「メンタルを病んでしまう」こととは程遠いイメージを持つ方もいるのではないでしょうか。
AVで人気になり、テレビやブランドに携わり、お金も沢山稼いでいる。
もちろん悩みはあると思いますが、病むほどまでに追い詰められることはあるのか疑問に思いますよね。
しかし、一般業や夜の世界の女性たちにもそれぞれ闇があるように、AV女優も同じく闇を抱え病んでしまうこともあるのです。
AV女優が病む原因
- 人気女優になれるかの不安
- 人気を継続するためのプレッシャー
- 作品や自分に対しての批判
- 仕事を割り切れない
- 事務所とのトラブル
- 整形依存
- 身バレ後の仕事への不安
①人気女優になれるかの不安
AV女優になると、一部の女性は人気女優を目指します。
なぜかというと、人気になることで仕事も増えお給料が上がり、今後の活動の場が広くなっていくからです。
一作目から注目を浴びる女性もいれば、作品を重ねるごとに人気度が上がる女性もいますが、この後者の女性が病んでしまう傾向にあるのです。
なぜかというと、一作品目から人気を獲得している女性や、一緒の時期にデビューした女優たちと比べてしまうからです。
他の女優が輝いている一方で、自分は人気女優になれていない・売れていない、と落ち込んでしまうのです。
そこから「私は人気になれるのか」「私のAVなんて誰も観ない…」と悲観に陥ってしまい、そこから抜け出せず病んでしまう女性も。
②人気を継続するためのプレッシャー
反対に人気女優になれた女性も、自身の立場にプレッシャーを感じ病んでしまうこともあります。
人気女優になると知名度も広まり、ファンも増えていきます。人気になればなるほどその地位を維持したいと思うもの。
さらに努力をして、良い作品に仕上げて…と女性によっては様々な事を考えます。そのため、たまたま１つの作品の評価が低いと、不安に感じてしまうのです。
人気になることは良い事ですが、人気であり続けられるかがプレッシャーに感じてしまう女性もいます。
③作品や自分に対しての批判
当然ながらAVにも、良い作品・悪い作品というものが必ず出てきます。
そして作品は世の多くの男性たちが視聴します。中には熱烈なAVファンもいて、様々な作品をチェックしている男性もいるほど。
そういった男性たちから作品についての口コミで悪く書かれてしまい、ショックを受け病んでしまう女性もいるのです。
AVはエッチな姿をさらけ出すもの。
本来なら恋人など1人の男性にしか見せない恥ずかしい姿を、多くの男性に見せます。
それなのに作品や容姿を叩かれてしまうことは、ショックも大きくなってしまうのです。
④仕事を割り切れない
女優さんの中には、デビュー当初撮影後に泣いてしまった女性もいます。
仕事とはいえ、好きでもない相手とエッチをしたことになんとも言えぬ感情になってしまったからです。
仕事を進めていくにつれて慣れていくことがほとんどですが、中々割り切れずに病んでしまうこともあるのです。
AVでも風俗でも、エッチな行為をしたい訳ではない男性としなければなりません。
始めから割り切れる女性もいますが、仕事に慣れて割り切っていく・ずっと割り切れないままでいる女性もいて、必死にお仕事をしているんですね。
「AV女優は自分のエッチしている姿を作品として出して、メンタルが強い」なんてネット上では書かれていることがありますが、決してそんなことはないのです。
⑤事務所とのトラブル
AV女優は基本的に「プロダクション(事務所)」に所属して、デビューする形になります。
プロダクションは、デビュー前・デビュー後の女優をサポートしてくれる場ですが、良いプロダクション選びができないとプロダクションとのトラブルが発生します。
女性1人に対しプロダクションは大きな企業になりますので、トラブルが起きた場合、どうしても女性側が不利になりやすいです。
相談する相手もなくプロダクションとのトラブルが度々起これば、やはり精神的にも不安定になるのは確実です。
制圧的な態度や女性を騙したり脅すようなプロダクションは、悪徳です。
いままでに何人もの女性が、なにかしらのトラブルに遭っていることが想像できます。
本来であれば味方であるハズのプロダクションと、様々なトラブルになることによって、病んでしまい引退を余儀なくされた女性も少なくありません。
⑥整形依存
女性であれば誰でも美しさを保ちたいもの。
いまではお金さえあれば気軽に整形を受けられる時代です。
女性にもよりますが、一度整形をするとハマってしまい必要以上に整形を繰り返す女性もいます。
AV女優さんも当てはまる方は沢山いて、顔や体を少しずつ変化させている方も。女優さんによってはデビュー前とデビュー後の顔が全く違っていたりもします。
綺麗に映り続けるためには、大がかりな整形ではなくても、若さを保つために様々な方法がいまではあります。
やはり映像として多くの視聴者の目に留まるAV女優は、自身を綺麗に見せるために整形を繰り返してしまうこともあるのです。
常に綺麗に…そんな意識を持つ女性も少なくないことから、整形依存で病んでしまう女性も少数ではありますがいるんですね。
美容整形を受けることはいけないことではありません。
美容整形をサポートするプロダクションまであるほどですから、デビュー後もプロダクションと相談しながら受けることも可能です。
⑦身バレの不安
身バレを気にしている女性が、AV女優をやる上で一番気がかりなことは、バレることですよね。
仕事に興味はあるけど踏み出せない理由の一つに、「身バレが怖くて…」といった相談は何件もあります。
やはりAVで知名度が上がり、作品が何本も出れば、当然バレる可能性も高くなります。
そして常に身バレの事を考え過ぎて、中には病んでしまう女性もいるのです。
AV女優になるということは、身バレのリスクが風俗よりも高確率であり、それなりの覚悟が必要です。
AV女優がメンタルを保つ方法
AV女優に限らずでもありますが、厳しい状況でメンタルを保つ為には以下のようなことを実践していくのが効果的です。
- 息抜きをこまめにする
- COS感覚を身につける
①息抜きをこまめにする
やはり、どんな時でもストレスというものを人間は感じています。
仕事が上手くいってもそこにたどり着くまでにストレスは掛っていますし、仕事が上手くいかない時は更にストレスが掛っています。
日々ストレスの中で生き、尚且つAV女優はそのストレスを大きく感じます。
病んでしまわない為には、こまめに息抜きをして、楽しいことや嬉しいことを感じるようにすることが大切！
息抜きは自分の好きなことであればなんでもＯＫ。
- 遊びに行く
- 旅行に行く
- 買い物をする
- 温泉に行く
など。
自分が楽に思えることを行なっていきましょう。
ただし、お金を散財するような息抜きはＮＧです。
AVでお金に余裕があったとしても荒い使い方をしてしまうと、すぐにお金はなくなってしまいます。
②COS感覚を身につける
【COS｛センス・オブ・コーヒレンス｝】という言葉を聞いた事はありますか？
COSとは、医療社会学者のアーロン・アントノフスキー博士が提唱した、ストレスに対処し強いメンタルを持つための【首尾一貫感覚】と呼ばれるものです。
- 把握可能感（comprehensibility）
- 意味：自分の置かれている状況を一貫性のあるものとして理解し、説明や予測が可能であると見なす感覚のこと。
- 処理可能感（manageability）
- 意味：困難な状況に陥っても、それを解決し、先に進める能力が自分には備わっている、という感覚のこと
- 有意味感（meaningfulness）
- 意味：いま行っていることが、自分の人生にとって意味のあることであり、時間や労力など、一定の犠牲を払うに値するという感覚
※「人間にとって健康とは何か」(PHP研究所）引用
首尾一貫とは、3つの感覚で出来ており、この感覚を持つことによりメンタルが安定し、心身共に健康が保てるというものになります。
COSを簡単に説明すると、
【自分の今の状況を理解し、なぜこうなったのかを考える。
そしてどんな状況になっても自分なら大丈夫という自信を持ち、いまの現状にはなにかしらの意味があって、乗り越えたその先には良い事が待っている。】
このようにポジティブに考える感覚を持つということです。
まとめ
以上が【AV女優が病むことはある？病む原因とメンタルを保つ方法！】についてでした。
AV女優に限らず、どんな仕事でもそうですか【病んでしまう】ことは誰にでもあり得ることです。
- AV女優はメンタルが強い
- AV女優は悩むことが少ない
と強いイメージを持っている方たちも沢山いますが、男性を虜にするAV作品の裏側には、女優さんたちの苦悩も含まれ出来上がっている事もあるのです。
もちろん、AV女優に憧れて楽しんでお仕事をしている女性もたくさんいますが、病んでしまう女性がいるのも事実です。
まだデビュー前で、AV女優になったら「私は病むかもしれない」と感じる方は、AV女優を諦める勇気も必要だと思います。
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